【体験談】うつでセカンドオピニオンを受けてきた

うつとブログ
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うつの治療が長期化すると、果たしてこのまま同じ治療を続けていっていいのだろうかと悩みました。
職場の上司からも「大きな病院で一度診てもらってはどうか」と助言を受けました。

とはいっても、今かかっている病院で継続して治療を受ける前にも大学病院まで出かけていき、うつ以外の病気の可能性はないか調べてもらった経験がありました。
そのこともあり、最初は「今さら他の病院にかかってもなぁ…」という気持ちもありました。

しかしうつで不調がぶり返したため、意を決してセカンドオピニオンを受けることにしました。

ここではその体験談を綴っていきます。

(本題の前に)かかりつけの病院での普段の診察の様子

本題に入る前に、かかりつけの病院での普段の診察の概要について触れておきます。

いわゆる「3分診察」で、診察時間の短さに不満でした。

診察の流れとしては、

  1. 「調子はどうですか?」との問診→体調の変化を話す
  2. ひとつふたつほど話を掘り下げて質問される(いつ頃からどんなふうに体調の変化があったか・家で何をして過ごしているか、など)
  3. 薬の処方量の変化の有無を知らされる(「お薬同じで出しておきますね」がほとんど)
  4. 次回の診察予約日程を調整する

これで終了です。

私の行っている病院では主治医が定期的に外部の病院へ異動してしまうので、3人の医師に診てもらいましたがだいたいみんな同じ感じで診察は進みました。

さすがに初診の際は、成育歴のようなことから根掘り葉掘り話を聞かれましたが、通常の診察では上記のような感じで非常に物足りない感覚です。

後述しますが、現在は心理カウンセリングも並行して受けているのでわかるのですが、どうしても精神科というとカウンセリングのようにじっくり話を聞いてもらえるイメージが強かったのかなと思います。

同じ病気で通院している知り合いから話を聞くと、個人病院では30分以上時間をかけてじっくり話を聞いてもらえる診察のようです。
病院によって異なるのかもしれませんが。
たまたま、私のかかりつけの病院は総合病院の中の精神科でした。

 

セカンドオピニオンを受けるための準備(自分でやること)

セカンドオピニオンを受けたいと思っている旨を、かかりつけの病院で相談してみました。
すると快諾され、「いいですよ、紹介状を書きます。」とのことでした。

しかし後に続いた言葉は、
「かかる病院が決まったら教えて下さい。」

そうです、セカンドオピニオンにかかる病院は、自分で調べて見つけなければなりませんでした。
この辺は、その人に置かれた状況によって変わってくるのかもしれませんが、私の場合だと「自分で病院探してくださいね~」という感じでした。

というわけで病院探しが始まります。

セカンドオピニオンの病院を探すために使ったツール

セカンドオピニオンを受けるにあたって市外の病院を探したのですが、全く情報を知らなかったため、初めはインターネットの病院口コミサイトのようなページを調べました。

そこでの情報量はとても少なく、また病院の数も膨大だったためとてもではないが調べきれないと感じてしまいました。

結果として役立ったのは各都道府県が提供している、「医療情報ネット」です。

例として、東京都医療機関・薬局案内サービスのリンクを貼っておきます。

お住まいの都道府県の情報については、厚生労働省のホームページの一覧より参照してください

厚生労働省のページへ

ここでは精神科や心療内科のみならず、様々な診療科目からどんな病院があるのか調べることが可能です。

実はこの医療情報ネットに辿り着くまでも長く、まずはインターネットで「精神科 病院 探し方」のキーワードで検索しました。
そこで出てきたのも厚生労働省のページなのですが、以下にリンクを貼っておきます。

医療機関の探し方、選び方(厚生労働省)

そこには

医療機関に関する相談は、お住まいの地域の保健所・精神保健福祉センターなどでも受け付けています。

との記載がありました。

地域保健福祉センターへ問い合わせてみると、やはり「どの病院を受けてください」というのは提案できないとのこと。

結局は先ほどご紹介した医療情報ネットを使って調べてくださいと言われてしまいました。

 

リストアップした病院にセカンドオピニオンの予約をする

さて、医療情報ネットを使ってリストアップしたそれぞれの病院の情報としては、「外来特記事項」として、セカンドオピニオンを受付けているか具体的に明記されている病院もある程度ありました。

ですが、それぞれの病院の雰囲気を知るには各病院のホームページへ飛んで一件一件調べる必要がありました。

さらに予約が取れるかどうかとなると、また別の話になってきます。

実際、セカンドオピニオン可能な病院に問い合わせた中でも、新患受付けは行っていないと断られてしまうこともありました。

そんな中でなんとか予約可能な病院があったので、Googleの口コミなども一応調べてみることに。
ある程度納得ができて絞りきれたので、セカンドオピニオンにかかる病院を無事に決めることが出来ました。

 

セカンドオピニオンを受けるための準備(主治医に頼むこと)

紹介状を書いてもらう

セカンドオピニオン側の病院からも、「紹介状を持参してくださいね」と言われました。
かかりつけの病院の診察時に紹介状を書いてもらい、2~3日後に出来上がった書類を受け取りに行きました。
紹介状が出来上がるまでの日数については、それぞれの病院や医師によって異なると思いますのでご注意を。

 

※自立支援を使っている場合の注意点

ここで、自立支援を使っている場合の注意点を挙げておきます。
自立支援では普段継続して通院する病院ひとつしか登録できないため、セカンドオピニオンには自立支援が適用にならないことに注意が必要です。

 

セカンドオピニオンでの診察の様子

紹介状も出来上がり、いよいよセカンドオピニオンに決めた病院へ出かけました。

私が受診した病院での診察の流れとしては、

  1. 受付けで問診票を渡される→記入
  2. 看護師による事前問診と血圧測定
  3. 医師による診察(紹介状と事前問診を元にいくつかの質問をされる)
  4. 今後の治療方針の選択肢を提案される

といったものでした。

診察前の血圧測定に関しては、たまたま私が病院で行っていたもので、あまり一般的ではないかもしれません。

医師からいくつか質問をされましたが、大体時間にして30分くらいは話を聞いてもらえました。
かかりつけの病院に初診でみてもらった際と同じようなイメージで、成育歴なども詳しく聞かれました。

今後の治療方針の選択肢として、私は入院を勧められました。
市外だったため、セカンドオピニオンの病院までわざわざ通うのは大変だろうとのことで、一度じっくり腰を据えて治療してみてはどうかとのことでした。

しかし、たまたまセカンドオピニオンでかかった病院がクリニックの形態をとっており、病床が無かったので別の病院を紹介してもらえるとのことです。

ここからは、果たして本当に入院が必要なのか自分の意思で決定することになります。
つまり、提案を受けるだけでその後の治療の選択については患者本人の意思に任せられるということがわかりました。

結果から言うと私は入院せず、かかりつけの病院で新たにカウンセリングを受けることにしました。

 

セカンドオピニオンを受けてみた感想

まさか入院を勧められるとは思わなかったので驚きました。

また、薬についても他の種類を試してみる余地があるとのことで意外でした。
(主治医は薬の変更には慎重なタイプだったので)

一番強く感じたことは、治療方針の選択の最終的な判断は患者本人が行うということです。

セカンドオピニオンですぐに他の薬が処方されたり、何か具体的にこうしなさいというのを勧めたりされることはないとわかりました。

 

私はそもそもセカンドオピニオンというものが何か自体よくわからないままだったので、ここで改めて定義を調べてみます。

セカンドオピニオンとは、今かかっている医師以外の別の医師に第二の意見を求めること。
最善の治療方針を患者と主治医との間で決定するために、別の医師の意見を参考にすること。

なるほど、意見を求める場であって、最終的な判断はかかりつけの病院の主治医と患者本人が決めるということです。

 

かかりつけの病院でセカンドオピニオンで受けた提案を説明し、新たにカウンセリングを取り入れることになりました。
入院に関しても、主治医から勧められるといったこともなく、「どうされたいですか?」と私自信に判断をゆだねられる感じでした。
私の場合は、主治医との関係が悪化したりといったことは無かったので幸いでした。

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